知的生活に必要なノートとは

知的生活に必要なノートは、ペンと同じく、あなたの肌身離さず携帯できることが望ましい。その際、サイズがとても重要である。それぞれの利点、欠点をあげる。
A4:ほぼ国際標準サイズで、ドキュメントの記録に最適である。スキャンにも最適なサイズで、情報量と携帯性のバランスが良い。しかし日本国内においてはB4サイズよりマイナーである。リフィル類がB4サイズと比べ手に入りにくい。代表例は、コクヨのノートやルーズリーフであろう。
B4:日本においてはメジャーな大きさで、コンビニにも多くのルーズリーフやノートが置いてある。これから知的生活を送ろうとする方々には、このサイズから始めて欲しいと思う。携帯性に優れ、日本中どこにでもこのフォーマットのノートが手に入る。しかしながら、海外にはほぼ、このサイズの紙は売っていないと思う。代表例はこれもコクヨだが、その他、マルマンが健闘している。
A5:コンパクトなサイズであり、6穴式の手帳でも存在している。携帯性を重視している反面、中途半端なサイズ感である。バインデックスのリフィルや、無印良品のリフィルが良い。
バイブルサイズ:聖書のサイズ。ポケットには入らないが、携帯性に優れる。6穴式の手帳が世界的に有名であり、ファイロファクスが原点であると考える。元々は手に持ちながら携帯することが想定されており、カバンの中に入れることは想定されていない。このサイズは6穴式のルーズリーフ形式がメインであるが、紙を閉じたまま筆記しようとすると、手がリングに当たって筆記しづらい。ファイロファクスのリフィルは少し粗い気がした。日本製のリフィルがベスト。これもバインデックスが良い。
130 x 210 mmモレスキンサイズ:携帯するというよりも、あなたのデスクの片隅に置いておくサイズ。とても高価だが、紙質がとても良く、耐久性も素晴らしいので、あなたの一生のパートナーになり得る。デメリットは、高価なこと。
新書サイズ:携帯性良好。情報量もそこそこ多い。ノートとしては種類が少ない。MD紙を使用した、ミドリのノートが素晴らしい。
文庫サイズ:携帯性が良い。このサイズからあなたの「肌身に離さない」要件を満たす。文庫本がそのままノートになった、新潮文庫の「マイブック」が有名であろう。このサイズは、冊子が厚いものが多いため、ポケットに入るかどうかが微妙。
60 x 93 mm :お気に入りの「すぐログ」サイズ。どこにでも「肌身に離さない」要件を満たせる。ポケットに入り、稲妻のごとく閃いたアイデアを、一瞬にて書き留めることができる。なお、「すぐログ」には鉛筆も付いており、最高の記録環境を提供してくれる。しかしながら、その携帯性が仇となり、ポケットに入れたまま洗濯に出してしまうこともある。
あなたが知的生活を構築したい場合には、まず、ノートの選定を行うことをお勧めする。

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