在宅ワークの半径3m

まさかの在宅勤務を行うこととなり、急遽在宅勤務の準備を整えた方は、2020年の2月ごろから増えたであろう。ネット通販のページを見ていると、ウェブカメラやスピーカーマイク、液晶ディスプレーの売り切れが目立った。私は過去にストックしていたゲーミングヘッドセットと、新規に購入した液晶ディスプレーでしのいだが、さらなる好環境を求めて、もろもろの機器を購入してしまった。その詳細を述べたいと思う。
1. JBL Pebble スピーカー
パソコン販売店でゲームソフトのデモを行っていた際に、このスピーカーで音を鳴らしていた。JBLは昔から好きな音で、このスピーカーは騒がしい店内でもクリアで、しっかりとした低音を響かせていた。自宅での導入はUSBと、Line In を用いてパソコン内の音源を取り込んだが、USBから取り込んだ音は奇麗だが音が大きすぎ、今はLine In で音を取り込んでいる。
2. サンワダイレクト キャプチャーボード 400-MEDIO32
画像付きのWEB会議は行う必要がないのだが、家に眠っていたビデオカメラや Go Pro (HERO 2)をWEBカメラにするために購入。結果として満足いく画像をWEBカメラの入力として取り込めた。スマートフォンでHDMI出力ができるものもWEBカメラとして使える。ただしこれらには難点があり、液晶画面のすべての情報が映り込んでしまうため、バッテリー残量などの情報も出力される。これが許容できるのであれば、ビデオ会議中に常に自分の顔にフォーカスを合わせることができる、高性能なシステムを構築できる。
3. ZOOM U-44
在宅勤務にはここまでは要らない。しかしビデオキャプチャーができたため、録画した情報にナレーションを入れたり、動画説明音声をミキシングするために購入。音量をつまみで回す感覚がとても良い。入出力のプラグは3.5 mmではなく、6.35 mm のステレオミニプラグである点は要注意。
4. Lenovo ThinkCenter M630e Tiny
今度はビデオキャプチャーした動画を編集しようとした際に、非力なPC (GPD Pocket)では厳しいと思い、手ごろなミニPCを購入。Lenovoは、旧IBM以来の風格を今でも受け継いでおり、筐体が金属であり触感が良かったのが第一印象。出入力が充実しており、さらに快適なPC生活が可能となった。
快適さを追求すると、どんどん深みにはまり、おぼれてしまうことの実例。




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