YouTube BLOG 撮影最適な機材は

 YouTube は素晴らしく、だれでも動画を投稿したら、ユーチューバーを名乗ることができる。もちろんここには、恐ろしく冷酷な階級が存在し、すでに上流の階級は、常連に占められていることだろう。テレビ業界からの参入も著しく、今後収益化を見込むのは難しいのであろう。

YouTube は、半径3mの活動を、ひとびとにシェアするためのコミュニティーと解釈する。アメリカの技術や文化を語る際、やたらと横文字が増えてしまうのだが、適切な日本語があまりないのか、私のボキャブラリーが乏しいせいなのであろう。もともと、収益システムは、コミュニティーの皆が、より良い画、より良い音声、よりわかりやすい編集を行うための、機材購入費であると解釈している。初期のヒカキンはマイクやPCを奮発し、YouTubeに投稿している諸兄も、乏しい資源をやりくりしながら、撮影機材や編集機材を充足させているであろう。時々、散財YouTuber が華麗なまでに機材を買い替えるが、一般的には、少しずつ機材をグレードアップしていくのであろう。

私もできれば、ソニーのフルサイズセンサーを備えたカメラに、ツアイスのバリバリのレンズを装着し、シュアーの高性能マイクを装着し、ごついジンバルで安定化させ、高性能PC(あるいはMac)を用い、高速回線でアップロードしてみたい。しかし私はあえて、iPhoneで撮影することに決めようと思う(まだ決心できていない)。

ようやく私のYouTubeコンセプト?が決まり、旅をブログにアップするという意味合いで、TRIP + BLOG = TRIBLOG (トリブログと称する)を立ち上げた。旅といっても制限付きの昨今なので、旅らしい旅はできないのであるが、日常の散歩もTRIBLOG では、旅の一つに定義される。なので、仰々しい機材は日常を撮影するに不向きであるのだ。

いま、マイクを外付けにしようか迷っているが、インマイクをひとまず使用することとした。三脚は付けず、スマートフォンを三脚につけるホルダーのみをiPhoneに装着し、必要に応じマイクをコールドシューに、三脚や持ち手を下につけることとした。しかしほとんどの場面は、iPhoneを素のまま構えて撮影するスタイルとした。

撮影用ソフトは FiLMiC Pro。iPhoneの標準ソフトでも十分綺麗な画が撮れるのだが、今後の外付けレンズや映像効果のふり幅を考え、有料のソフトを購入。プロ的な機材ほど手動で調整する機能が増えるのだが、このソフトはそこそこの機能の多さで良い。色や露出を調整したい場合は、追加料金を払い、LOGなる画作り機能をプラグインする。

感覚的には、50年以上前の銀塩時代にライカのM3を携帯し、軽快に撮影するカメラマンの気持ち(いずれも落とした時の被害と落胆は大きい)。逆に言うと、今のiPhoneには、カメラ以外の機能は求めていない。

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