ウェアラブルデバイスと健康管理、個人情報について
私は、スマートウォッチを健康管理の道具として使用している。特に利用頻度の高いものは、睡眠分析と、歩数記録である。最近はストレス分析にもデータを役立て、また、離れたところに住んでいる親の健康状態の把握にも活用している。
スマートウォッチは、個人情報の塊であり、使うのを躊躇してしまうが、健康管理に利用するメリットは大きいと考える。自分が認識できなかった情報を認識したり、長時間データを取り続けることで、自分の健康状態への気づきを得ることができる。
健康管理で注力すべしポイントが、スマートウォッチの機種により変わる。それぞれのメーカーが考える健康管理の方法論が異なるためか。GARMINのVenu Sqを着用していたときは、自分のストレスレベルが飲酒によって引き起こされたものという気づきがあったため、飲酒しなくても大丈夫な状態に変わったつもりだが、fitbit に戻したところ、また飲酒が戻ってしまった。まあこの事は。スマートウォッチの機種変更とは関係ないが。
fitbit は、昼寝も睡眠時間にカウントできるので、寝だめの習慣もついたかもしれない。GARMIN は、昼寝が睡眠時間にカウントされない。それぞれのアウトプットに応じ、生活習慣を変えようとする視点が異なるのも面白かった。これはある意味、スマートウォッチによる意識付けの強力さを感じた出来事である。
今後、スマートウォッチに限らず、身に付けるスマート機器は増えそうである。スマートリングはぼちぼち市場に浸透しかけているし、スマートグラスもまた、復活してきそうだ。これらで個人情報がダダ漏れになる懸念もあろうし、すでにスマートフォンからの個人情報は大量にどこかのサーバーに蓄積されているだろうが、これらのことを念頭に入れ、常におてんとうさまが見ているという意識で、慎ましく正しく生きていきたいと思った。
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