それでも私はYouTubeの投稿を続けるだろう。たぶん・・・(初心者の考察)
まだ懲りずに動画を投稿している。YouTubeを始めて6か月強。幸いなことにチャンネル登録者の方が28名に増えた。始めた当初は親友1名の、きわめてファンの少ないチャンネルであったが、同情票も含めた形でも、動画を見てくださる方が増えるのはうれしい。
最近、YouTubeのチャンネル登録者を増やすノウハウや、視聴時間を年間4000時間達成するためのノウハウを公開している方の動画を、よく見るようになった。確かに的確なアドバイスで参考になることも多い。そして実に非情な事実もわかるようになる。YouTubeは、アルゴリズムが多くを握っている。
YouTubeを見ていると必ず表示される関連動画や、ホーム画面に出てくる動画、この場に紹介してもらえるか否かで、視聴回数に大きな影響を与えることが分かった。紹介してもらった数は「インプレッション数」なる数字で表され、私も6か月強で1.8万回も、誰かのYouTube画面上で表示していただいた。それら表示の中で、動画を見てもらうきっかけのクリックをしてもらう率が「クリック率」であらわされる。野球でいえば、投球に対して、打者がバットを振った回数にあたるのか。ここから例えを野球にすると語弊が生まれるのだが、バットを振った後、どれだけ塁に出られるかが、いわゆる「視聴時間」となり、動画の時間で視聴時間を割った値の平均値を、「平均視聴時間」で表し、時間および百分率で表される。平均視聴時間は、動画を最後まで見てもらうことが価値のあるパラメータであり、興味の持続率を表す。このため、多くのユーチューバーは、「最後までご視聴ありがとうございました」というコメントを残す。
ある動画の評価は、視聴回数のみならず、平均視聴時間、総再生時間、いいねの数等のパラメータが掛け合わせて行われる。これらの意味を読み解き、動画の質を向上させるために利用することが、YouTubeから求められていると感じる。「好きなことで生きていく」ためには、コミュニティーのルールや、不文律に沿って動画を投稿する必要があるのだ。
YouTubeのアルゴリズムを理解し、YouTubeと対話するのが、最近の楽しみとなっている。と同時に、シビアな評価を受けていることも実感する。ある時は私に「ひたすらモノに関するレビューを出しなさい」といった指導を、間接的に受けるし、「あなたの投稿している動画には、類似の動画がたくさんあるのよ」と、そっけなく動画を紹介されたりする。これはまるで、特許出願して審査請求した後の、拒絶通知に似ている。
正直なところ、もう少しで100本の動画投稿を行った結果としては、満足いく結果が出せていないかもしれず、視聴者のニーズも十分にくみ取れず、自己満足的な動画も多いと反省している。YouTube制作のために投資した機器類の投資回収のためにも、収益化はしてみたいと思うが、チャンネル登録者数1000名、総再生時間4000時間/年間にはまだほど遠く、今後も厳しそうかなと、心が折れそうになる日々。しかし私は発信する作業が好きなので、それでも私はYouTubeの投稿を続けるであろう。たぶん・・・
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