完全なるペーパーレス化を実現するために
紙の本を買うのを辞めようと、考えた矢先に、Microsoft Teams を使いこなすための本を買ってしまった。本屋に行って思ったが、紙の本は、パラパラと全てのページをめくりながら、役に立つかどうかを見極められるのが良い。
長年、紙の本を購入したり、ノートを紙に記録する習慣がついてしまったら、完全なペーパーレス化は不可能かと思いきや、仕事の環境においては、かなりのところをペーパーレス化出来てしまった。切羽詰まったら、なんとかなるものだ。
家にも、電子書籍やスキャンした本が大半となり、その数は500冊は超えているであろう。紙の本は、30冊程度か。2010年代の初頭は、kindleは米国のAmazonで購入していた。当然、日本語対応の本は読めず、その後も読めなかった。PDF化した本は読めたし、kindleで日本語表示は可能だった。今では、何の障壁もなく日本語の本が読める。
ノートも、紆余曲折の後に、電子化出来そう。電子化を意識した当初は、シャープのザウルスへの情報蓄積。データベースの考え方がもてはやされ、かなり有効活用していた。大抵は、住所録の電子化であった。
手書きノートは、ザウルスでも可能であったが実用とは程遠く、windowsの電子ペンや、手書きの紙をスキャンするなど行ってきた。結局は、iPadにApple Pencilで記入出来るようになってから、本当の手書き環境ができたと思う。
電子書籍への書き込み方法も、少しずつ進化して、紙の本に書く感覚で、メモを残せるようになった。PDFビューアーで本を読むと、手書きでメモを書き込むことが出来る。デバイス類を問わずに本を読む環境が整い、何処でも、デバイス上に大量の本が詰まった本棚から、自由に本を取り出し、読書が出来るようになった。
一方で、全てのドキュメントを電子化してしまうと、自分の思想が、あちら側の「ビッグブラザー」に全て吸い取られるという危険を感じる。そして、外れた思想を持った人は、限りなく洗練された方法で、思想を矯正させる。まるで「1984」の主人公が、自分の最も嫌悪する対象を用いられ問い詰められたように。
なので、最後の最後のために、紙のドキュメントは大切にしている。
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