メルカリとモノ語り

 メルカリに出品して、私の使用したモノをお譲りしている。

思い入れの多いモノが多かったのだが、トレッキングやキャンプを行わない方針を立ててから、クッカーやアルコールストーブを中心に出品した。これらは考えられた組み合わせで出品して、例えばエバニューチタンクッカーにシンデレラフィットするVARGOのアルコールストーブのように、絶妙な組み合わせにてセット販売した。



譲り受けた方からもメッセージが届き、これらモノ達がまた活躍できる機会ができ、とてもうれしい。モノを擬人化するのは好きではないのだが、これは、自分の育てた弟子が活躍する感覚なのかもしれない。

この経験をもとに考えたこと、メルカリの、商品概要欄に書いていた文章をもとにして、モノに対しての思い入れや、モノを選定したポイントなど、様々なモノに関する物語を、動画やブログに書いてみたいと思った。

モノ語りのきっかけは、社会人になって買った、オメガのスピードマスターであろう。この時計は、初めて月に行った時計という触れ込みで、私の心をつかんだ。いまは手放してしまったが、思いで深いモノである。月を中心としたモノで、次に手を出したのは、月の石を持ち帰ったスーツケース、ゼロハリバートン。このスーツケースは主に海外旅行で活躍して、ほとんどの付属部品を交換して使用したが、ケース本体の損傷はなく、20数年経過した。これはまさしく一生モノになろうと思うが、海外に行く機会が激減したので、これも手放すかもしれない。

メルカリへの出品にて気づいた、モノへの感情について、これから動画やブログで整理していきたい。

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