布団替わりの最適解はサーマレストのリッジレスト

 2011年3月11日以降、なぜか、体育館で寝ることを想定して、寝具の選定を行った。自宅を放棄して外や、設備の整っていない体育館などの屋内で寝ることを想定し、布団を捨て、寝袋とマットレスの装備を探索した。なぜかについては上手に説明できない。


2021年現在、布団に寝たことは数える程しかない。スノーピークのマットレスから始まり、サーマレストのエアー式マットレスに移行し、現在はサーマレストのリッジレスト、120cmのものに落ち着いた。折りたたんでリュックに挟める大きさだから。

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マットレスに求められる機能は、断熱性とクッション性であると考える。断熱性は、冬の体育館を想定。地面からの熱を遮断するのは、結構難しく、空気層による遮断と、材料そのものによる遮断が一般的である。クッション性も同様で、空気と材料により達成できるが、これは、個人の好みも反映されると思う。

世の中は、安眠のための寝具として、高額なものがたくさん販売されている。特にコイルスプリングの方式や、3次元に吐出されたポリマーが、スプリングとなる方式、スポンジのような多孔質のプラスチックが程よいクッション性を発現する方式。しかしながら私は、床や屋外のような固い地面に、サーマレストのリッジレストのみを敷く程度の硬さが好きだ。腰に悪そうだが、おそらく人間の体は、硬い地面に適応した腰になっているのだろう。

寝袋は、最終的にはマイナス8度程度の耐寒性能が適切という結論となったが、冬季は、東海地方といえどもマイナス20度から30度程度の耐寒性能が必要と分かった。なお、寝袋メーカーが示す耐寒性能の指標は、相当我慢強い人が基準となっていると思う。

寝袋の中綿については諸説あるであろうが、私はナンガの羽毛か、スナグパックの化繊が良いと思った。洗濯機で洗えることがポイントであった。外で使わないので、水に濡れて性能が低下することはあまり想定しておらず、保管中にカビが生えてしまうので、家庭用の洗濯機で洗えることが、中綿で最も要求されることである。

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結局10年間、何も起こらずにこの生活を続けているが、布団に戻ることはなかろうと思う。




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