パンク修理と紙の手帳について

突然、自動車がパンクしたとの連絡が入り、昼寝が中断された。JAFのロードサービスに連絡して対処してほしいという連絡をして、また、まどろみに戻った。
タイヤには釘が刺さっており、JAFのサービスパーソンにより、スペアタイヤに交換して貰ったとのこと。タイヤは修理が必要とのことで、翌日、数年前にもパンク案件で伺った、タイヤ専門ショップに向かった。
ショップは、ブリヂストン専門店で、以前にもお世話になった店だ。タイヤは、経年劣化でヒビが入っており、交換の必要があるとのこと。確かに側面にも細かいヒビが入っていた。以前交換した2本以外、パンクしたタイヤを含む2本の交換が必要とのこと。私は普段自動車に乗らないので、あまり関心をいだいていなかったが、もう少し車の安全を考えて、各部品に気を使ったほうが良いと反省した。
単なるパンク修理と比較して、出費が大きかったことは痛手であったが、これは安全に関わるコストである。私は、この車、トヨタのヴィッツに乗り出してから15年が経過していた。そして何なら、乗れなくなるまでこのヴィッツに乗っていたいと考えている。
タイヤ専門ショップの主任の方に聞かれて戸惑ったこと、それは、いつ2本のタイヤを交換したかということであった。この店に過去に来た時期をGoogle Calendarで調べるもヒットせず。iPhoneのカレンダーにも記録がなかった。記憶もなく、覚えているのは、以前来たときにはマスクをしていなかったことのみ。コロナ禍の前であることはわかった。
今は、待ち時間をレストランで過ごしている。そして今の出来事を振り返り、もう一度記録の体系を、アナログにしようかなと考え直している。
思い起こせば、デジタルで記憶を整理する体系は、様々なものを検討して、細切れに分散されてきた。古くはザウルスにスケジュールと住所録、メモを統合。あるいはLotusのオーガナイザーというソフトウェアが、Lenovoに買収される前のThinkPadに入っており、これで一生分の記録を残せるのかと考えた。近年ではGoogle Calendarや、iPhoneのカレンダー、Evernote、OneNote、グーグルメモ、iPhoneのメモ、結局は様々な媒体に、その時々の記憶を委ねてきた。
仕事環境はもっとひどく、紙のファイルは整理整頓の一環で大半が廃棄され、Lotus Notesに溜めた知識は、それこそフラッシュのように消える可能性がある。記憶の保管場所は、フロッピーディスクから、ローカルHDD、サーバーに変遷後、アメリカ企業のクラウドサービスに無条件に移行した。セキュリティーは大丈夫なのか、仮想敵国の設定を間違えてはいないか。
とりあえず、新品のタイヤが装着され、安心して走れるようになった。このブログが記憶の補助に役に立つように、ブログを続けなければならない。あるいは、紙での管理を復活させようか。

コメント

人気の投稿