メルカリでは付加価値を譲渡価格に転嫁する

メルカリにモノたちを出品するときは、必ずと行ってよいほど、複数の物を組み合わせる。自分が使っていて、最適な組み合わせを、ノウハウも込みで、お譲りしている。何か新しい試みを行うとき、試行錯誤するよりも、完成形を導入するのが時間の節約になる。実例を挙げる。

これは、キヤノンM3をウェブカムに改造したキット。この時代のカメラは、ウェブカムとしての用途は想定されておらず、HDMI出力も、撮影した静止画をテレビに映し出す事が想定されている。このカメラをウェブカムとして使うには、ハッキングツールによる改造と、ACアダプター、三脚が必要。レンズの多彩さを考慮すると、EF-Sマウントレンズを使えるアダプターも使いたい。これらの導入には、多少の検討期間と、それなりの投資が必要。しかし、完成品の画質を目の当たりにすると、ウェブカム化して正解と思った。とにかく画像が綺麗。

こちらはZOOM PodTrack P4。導入の際、まずつまづくのは、マイクの種類。XLR端子という、3つもピンが付いている端子であり、よく見る3.5mmプラグは使えない。この為、RODEのアダプター、ラベリアマイクをセットにして、購入して直ぐに録音や配信ができるようにした。

これらには、購入時から低下した価値を補う付加価値を付けているので、比較的、売却価格を高く維持できる。勿論、その価値を理解頂ける方向けなのであるが、メルカリのユーザー層は厚い。

これからも付加価値を付けていき、譲り受けた方が新たな体験を楽しめるような仕掛けをしていきたい。