大前研一さんとTUMIの革製ブリーフケース
何の書籍で読んだか忘れたが、大前研一さんが出張の際に使うブリーフケースがTUMIの革製バッグであったことをふと思い出した。
私は、TUMIに対しては斜に構えて眺めており、あの重くてもっさりとしたナイロンバッグに大枚をはたくのは、できるビジネスマンを演出できるかもしれないが、滑稽な姿であると考えていた。それが何故に、私がメルカリでこれを入手するに至ったか?それは、このTUMIのブリーフケースは革製であったから。
今時、革のカバンを持つのは面倒だ。重いし、メインテナンスを怠るとすぐにカビが生えるし、雨にも弱い。維持に手間がかかり、保持するのに体力を要する。しかし私は、メルカリでこのブリーフケースを見たときに、雷に打たれたような衝撃と、何かの天啓を感じた。
このブリーフケースは、ワンオーナーではなかったらしいが、前のオーナーはしっかりとメインテナンスされていたとのことで、革の状態はとてもきれいだった。適度にこなれた大きさと、思ったよりも軽く、型崩れもしにくそうなので、日常使いでどんどん使う予定である。
このTUMIはどうも、日本では売っていないタイプだったようで、かなり前の世代のものである。下側の仕切りが、一つの横長のポケットになっておらず、2分割しているのが特徴で、現在のアルファ3とは少し顔がちがう。
革は思ったよりしなやかだった。ずっと昔に購入した、アメリカ産の革カバンに似た、すこしふにゃふにゃになるまで鞣された革で、アメリカ的な感じを受けた。この、革のさわり心地は、ビジネスで使う際の癒しを与えてくれそうだ。とにかく、触っていて心地よい。
このブリーフケースなら、1泊程度の出張、あるいは旅行に使えそうだ。また、このカバンを携えて、いろいろなところに旅してみたくなった。
こちらは最新のタイプ。
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