子育てと、親になって気づくこと
私は子育てらしい事をやっていない、寧ろ、反面教師としての面しか家庭では見せていない父親だ。これでも、親になって気づくことは多々あった。
最も大きな気付きは、親の心子知らず、であろう。また、親の心は、親のエゴも多く含んでいる事も気付いた。親が、良かれとして子どもにやっていることは、余り、子どもの為にならないのだと、何となく分かってきた。
とはいえ、最低限の社会的なルールや、共同体で生きるための知恵は、教えなければならない。学校はマナーを教える場ではない。
結局は、親の背中を見ながら、親のマネをしながら、子どもは育つ。子どもの嫌な側面は、自分自身の投影だ。だからといって、自分自身の生き方を変えられない。習慣を変えるには、様々なきっかけが必要だ。
親のマネをしていて、良かったのか悪かったのか。読書の習慣や、乱読の趣味は、吉と出るか、凶と出るか。読書で独自の観点を持ってしまうと、読書により独自の好奇心を抑えきれなくなってくると、知らなくても良い真実に気づくこともあるし、人と違った、共同体の常識とは異なる価値観を持ってしまうこともある。
今の私のように。
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